車の査定額には、それが事故車であるかどうかが大きく影響してきます。

しかし業界では実のところ事故車という言葉は存在しておらず、正しくは修理歴があるかどうかで判断されるのです。

そのため単純に事故を起こしたことのある車でも、細かく見ていくと車査定に影響しない場合も存在します。

ここからはそういった違いを中心に、詳しく触れていきます。

まず事故を起こしてしまうと、少なくとも車体のどこかに傷が付いてしまうことは避けられません。

場合によっては修理では補いきれず、パーツなどを交換という選択肢を取ることもあるでしょう。

ですが修理歴として記録される部分にはあらかじめ違いがあり、運良くそこを避けられていれば査定額への影響から逃れられるのです。

具体的には、フレーム・クロスメンバー・インサイドパネル・ピラー・ダッシュパネル・ルーフパネル・フロア・トランクフロア・ラジエータコアサポートといった、9つの箇所が対象となります。

ここに少しでも修理の痕跡が見られれば査定額は間違いなく下がりますので、車査定を行う前に確認しておきましょう。

逆によく修理しがちになるであろうライトやバンパーなどは、そうした箇所に含まれていません。

仮に追突事故などを起こしそれらが破損してしまっても、クロスメンバーなどが無事であれば修理歴のある車にはならないわけです。

その代わり修理をした事実だけは認められますので、大きな減額にはならずとも多少の査定額への影響を覚悟しておいた方がいいでしょう。

このようにどういった部分を修理や交換しているのかによっては、いわゆる事故車という呼ばれ方をするようになります。

言葉の中身を正しく把握することで、車査定への不安も少しは軽くなってきます。

また、悪徳な査定業者や買取業者から騙されることもなくなるでしょう。

プロの目は誤魔化せませんので、修理歴をなかったことにしたり隠そうとするのは無駄な抵抗です。

代わりに正確な知識を身に付けて、損のない車査定を受けるよう努力をしてみましょう。